top of page
s_083.jpg

Textile Features

リニスタグループ広幅西陣織生地の特長

01

生地幅最大150cm

当方の生地は、最大幅150cmの生地を
織ることが可能です。
100cm幅の織機もあるため、用途などに応じて対応することが可能です。
​広幅織機を持っている織元は西陣織では数社の技術となります。

03

小ロットでの薄手の生地の生産

生地の在庫を持つことの多い織元が多い中、当方は案件ごとによって柄・色をオーダーし、小ロットからの生産が可能になりました。
​それにより手軽で使いやすい織元として評価を頂いております。

02

素材変更による耐光性・耐摩耗性

もともとはシルクを多く使用する西陣織。日焼けや縮みのことを考慮し、化学繊維を使うことで摩擦にも強く、選択も可能で日焼けをしない生地の製造が可能になりました。

04

加工までして納品可能

「生地だけ渡されても・・・」という声もある中、当グループはクッションや鞄など、アイテムの形にして納品することも可能です。
​さまざまな納入実績を持っている当グループにぜひお声がけください。

1.西陣織の歴史

西陣織は2017年で「呼称550年」つまり西陣織と呼ばれて550年の歴史を誇ります。

古墳時代(5・6世紀)に絹織物の起源があり、そこから技術は引き継がれてきました。

京都では織の職人たちが現在の京都市上京区に集まり、織物を製造していました。

時代は流れ、京都で1476年に西陣と東陣に分かれた戦い、応仁の乱が発生。

その戦いが終わったのち、各地に散っていた職人たちが西陣側に集結.。織物業を再開。

「西陣織」を製造することとなりました。

西陣織は先に染めた糸を使って色柄や模様を織り出す紋織を主体とし、各国からの技術を取り入れ、日本を代表する織物になりました。

(ぜひ歴史をしっかりをご確認いただきたい方は「西陣織工業組合」のホームページをご確認ください)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

西陣織の帯生地を織る家の長男として、サカイタカヒロは生まれました。

父は就職していた織元から脱サラし、西陣織工業組合から認定されている生産者。

私は生まれたころから、西陣織の色・香り・柄などに囲まれた生活でした。

大学を卒業し「家業を継ぐ」という流れもないままに大阪の商社に就職。

大阪で暮らし、様々な業界の方と触れ合い、営業の基礎を学ぶことができました。

久々に実家に帰り、様々なきっかけの中で、ふと思った単純な気づき。

「改めて見ると、西陣織ってすごいんだな」

「これが無くなるのはもったいない!!」

「できることをやってみよう!」

よく言われていることですが、「実際に織っている人の賃金の低さ」「後継者不足での廃業」など

様々な問題が西陣織にも確実に迫ってきています。

 

できることがどれくらいあるか分からないけれど、やれることから始めてみよう。

そんな想いから、西陣織ブランドを立ち上げ、活動を行いました。

現在のリニスタグループは設立当初から

理念・ビジョン・テーマが変わることなく活動を続けています。

様々な方とのご縁やタイミングもあり、2015年には自主制作した

「西陣織ハイバックチェア」をイタリア・ミラノサローネに出展。

その際の資金はクラウドファンディングで調達を行いました。

それ以降、さまざまなコラボレーションを行い、どのようなものに

西陣織が使えるのか、また、使えないのか。

​可能性を広めながら、今では五つ星ホテルにも使って頂ける生地となりました。

様々な活動の中で「まだ私たちには、やれることがある」

そう感じることができました。

リニスタグループの考えに共感するパートナーやお客様、

そしてあなたと、新たな西陣織の可能性を広げていければ幸せです。

様々な作品や私たちの活動を見守ってください。

西陣織
西陣織
西陣織
2.ブランドの誕生とこれから
bottom of page